みっつのこと。

3 good things

占いの危うさ

もう縁は切れてしまったが、割りと仲の良かったゲーム友達(C)がいた。(後々、ネトゲを引退した話に本格的に出てくる予定)

 

今年の夏頃の話。

Cはどうやら占いができるというので、試しに見てもらったらそこそこ当たる。

未来が分かるタイプの占いではなく、性格診断や相性占いだったので、この1回限りで終わるものと思っていた。

 

少し経ってCと遊ぶ機会があった。

雑談の中で共通のゲーム友達(D)の話題になった。

Dが家業を継ぐらしいという話になると、Cが「経営に向いてないし倒産する。占いでそう出てる」と言った。

また、Dの恋愛の話になると「浮気性だから誰とでもいちゃつける。占いでそう出てる」と言った。

私の話になった時には「とむてさんは文章が下手。占いでそう出てる」と言った。

 

これは手遅れだと純粋に感じた。

占いだけでその人のことを決め付けるのは良くないのではないだろうか。

例えば相手から嫌なことをされた時に、この人はこういう性格だから仕方ない、占いという根拠があるし、というようなある種諦めのような使い方なら分からなくもない。

ちなみに私は文章を書くことは得意だし、税の作文では県知事賞をもらって表彰されたこともある。

 

Cは結局、色んな人のことを占ってその人のことを分かった気になって、上から目線で発言するようになってしまった。

占いができるというのは良いことだし、素晴らしい能力だと思う。

でも、人間の本質はそれだけでは語れないものが多くあるはず。

肝に銘じよう。